本日は「生産者交流給食」として、無角和牛の飼育やPRに携わる方々にお越しいただき、5年生と交流を行いました。また、3年ぶりに無角和牛さんも来校。昼休みには、たくさんの子どもたちとふれあいました。触った感想を聞いてみると、「もふもふしていた!」「以外と毛がかたかった!」「あつい!!」など、感じたことを思い思いの言葉で教えてくれました。
5校時目には、藤尾凜太郎さんと川ノ上奈美さんが5年生に特別授業を行ってくださいました。「無角和牛がいることで食べ物や自然界に循環が生まれること」「草を食べ尽くしたり畑を耕したりすること」など、人間にはできないことをしてくれる存在であるということを教わりました。また、持続可能な社会づくりと無角和牛との関わりについても知ることできました。さらに、無角和牛さんと言葉が通じないため、体調の変化がないか日々の観察を大切にしていることや、牛舎の掃除は大変だけれど、きれいになった牛舎を喜んでいる無角和牛の姿がやりがいに感じることなど、飼育員さんとしての視点からも無角和牛について語っていただきました。
質問タイムでは、「掃除の他に無角和牛がうれしそうにしてくれるときは、どんなときですか?」「どうして無角和牛の飼育員になろうと思ったのですか?」「なぜ阿武町に無角和牛がいるのですか?」など次々に質問が飛び交いました。さらに、「牛舎や放牧場に行ってみたいです!」とお願いも出てきました。無角和牛について、興味関心や愛着を高めたようです。
授業の感想として、「これからも無角和牛のことだけではなくて、他の生き物も大切にしていこうと思います。」と発表していました。教室で亀を飼うほど生き物が大好きな5年生にとって、生き物のお世話することの意味を考えるきっかけにもなったようです。
〒759-3622
山口県阿武郡阿武町奈古2967番地-1
TEL 08388(2)2031
FAX 08388(2)2331