令和4年度 授業づくり

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  研究主題  自分の思いや考えを進んで表現できる児童の育成
        ~ 極小規模校だからこそできる授業の工夫を通して ~


 

第1回校内公開授業
 R4.6.27(月)6校時 全校児童+保護者  
 全校学活 メディアとのつきあい方を考えよう

 今年度は「全校〇〇」に全教職員で挑戦します。〇〇には様々な教科が入ります。
 最初の取組が学活でした。しかし、異学年が同じテーマで学習するには、そのための仕掛けが必要になってきます。今回の学活の授業では、「難しい内容でも低学年にも分かりやすく、かつ、高学年でも興味がもてる」ということが果たして可能か否か。・・・ということが一番のポイントでした。
 今回の授業では、掲示物や用いる言葉の精選など、全校児童で取り組むための工夫が盛り込まれていました。

◎今回の学び
 同じ教材を用いるにしても、学年毎に銃眼の設定を行うべきである。
 保護者と児童が意見を交わす場だけでなく、児童同士で意見を積極的に交わす場があると良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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第2回校内公開授業 
 R4.7.13(水)5校時間 全校児童
 全校算数 グラフを使って小麦を助け出せ ~データの活用~

 グラフや表という共通した教材を用いて、各学年事に課題を設定し行うという内容でした。
 小麦(うさぎ)を助け出すという設定と、それぞれの学習を行かして解く課題とがあることでどの学年も積極的に最後までやり遂げようとする姿を見ることができました。
 

今回の学び
 ・活動の見通しをもたせると言うことの重要性を感じた。
 ・学年ごとに具体的な活動が進む今回の方法も、場合によって使い分けていくとよい。
 ・授業を組み立てる際には、児童の意見や行動を予測し行うが、これには日頃の見とりが重要であ  ると感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 



 





第3回校内公開授業
 R4.9.14(水)5校時 全校児童 
 全校道徳 あいさつはだれのため? B:礼儀)

 全校で継続して取り組んでいることであるとともに、全校道徳というスタイルも一昨年度からの積み重ねがあることで、全学年が参加しやすい授業となりました。
 自分の意見をホワイトボード上で見える化したこと。また、授業の終わりに自分の意見の変容をさらに見える化したことが、個人の変容に留まらず、他の変容からさらに自分の事をふり返ることができるという授業になっていました。 

◎今回の学び
 ・一昨年度からの積み重ねにより、全校道徳としての授業スタイルは確立されてきているので、次  なるレベルアップを目指す段階にきている。
 ・意見交流をさらに深めるにはどうしたらよいかを考えて行くとよい。
 ・T1に加えて、T2・T3の役割を作って授業を進めたことが良かった。














 



 





第4・5回校内公開授業 
 R4.11. 9(水)5校時 全校児童(兼:萩・阿武小教研へき複部会研修会・萩地区へき複振興会研修会)
 R4.11.11(金)1校時 全校児童
 全校国語 秋の言葉で気持ちを表そう

 まず、学習発表会での俳句の掲示というゴール設定のお陰で、一緒に全校国語をする意味がまず明確になされました。  また、各学年の国語科の指導内容に応じて、活動内容は別個に設定されていたにも関わらず、「秋を感じた経験」というフィルターを通して学年や個人をこえた意見の交流が行われ、秋のイメージの拡大に繋がりました。

◎今回の学び
 ・各学年に応じて活動できるように、タブレットを用いて挿絵や写真、言葉などをまとめ、検索で  きるように準備がされていたのが、効果的だった。
 ・個人の活動だけでなく、児童同士が学年を超えて意見を交換するように仕掛けられているのが良  かった。

 


















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第6回校内公開授業 
  R4.12.14(水)5校時 全校児童 
 全校図工 ようこそゆめの町へ

 学年毎に役割をもたせ、最後にその全てを合体させて1つの作品を作り上げるというスタイルの授業でした。
 それぞれの学年が何を作ることを担当するのかを説明する際、道路交通大臣・建設大臣・運輸大臣という言葉を用いることで短い説明でも分かりやすくなったように、どんな言葉を選ぶかが大切になると感じました。
 

◎今回の学び
 ・それぞれの活動の価値と合同で行う活動の価値が、どちらか一方ではなく両方保障されているというこ  とも、全校授業の1つのスタイルとして大切なことである。



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第7回第7回

第7回校内公開授業
 R 5.2.1(水)5校時 全校児童
 (兼:萩・阿武小教研へき複部会研修会・萩地区へき複振興会研修会・阿武町3校協働研修会)
 全校音楽 福賀の雪遊びを音楽で表そう ~音楽づくり~

 学年毎に課題をもたせ、最後にその全てを合体させて1つの音楽を作る。前回までの校内研修で積み上げられてきた授業スタイルを継承し、音楽という新しいジャンルでの挑戦となりました。
 わざと短調の音楽を聴かせて、雪遊びの楽しさを表すには違う音楽を作りたいと意欲づけたり、学年に応じた課題を提示することで、それぞれのやる気を引き出したり、随所に授業の工夫がありました。

◎今回の学び
 ・外部講師を招聘しての研修でした。
  きづく・きめる・かかわる・やりぬくという阿武町全体で身につけさせたいと考えている心と力 の定着を目指す授業にするには、授業の中で授業者が意図して仕掛ける必要があるということ。ま た、効果的な良い仕掛けにするためにも、教科や指導内容に関わる専門的な知識が必要であるとい うことが分かった。